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平成24年度鎌ヶ谷市内の特別支援学級児童生徒たちの合同作品展

鎌ケ谷市内の特別支援学級生徒たちのすばらしい作品展示会を開催

毎年、鎌ヶ谷市内の特別支援学級児童生徒たちの合同作品展が、市役所1階市民ホールで実施されているが、今年度は12月16日に行われた衆議院選挙の影響で、展示会場は中央公民館2階展示に移され、12月4日(火)~10日(月)の間、開会時間中(AM9時~PM5時)展示された。

作品展示会場の入り口案内板 展示室を見学する市民の方 展示会場の受付

展示室会場には特別支援学級生徒たちの作品が、ところ狭しと並べられどの作品も生徒たちが一生懸命作ったのだとわかる物ばかりである。絵画、紙細工などにも明るくカラフルな絵画作品や生き生きとした造形美を表現した粘土細工など、障がいを持っていても感性が豊かな子どもたちがいるのだなと感心させられた。展示作品は、絵画、粘土細工、クリスマスリーフ、ペーパークラフト、壁掛け絵画、紙で作ったボールに顔を描いた(はりこ細工)や蝶、毛糸の編み物、寄木細工、金属パネルの絵画、習字作品、大きな紙で作った日本地図、コップ等陶芸作品、フラワープレートなど多数。

生徒たちの作品 ひまわりの絵 市立鎌ケ谷小学校
市立西部小学校 市立北部小学校 市立東部小学校

この児童作品展に参加した学校は以下の12校である。
鎌ケ谷市立鎌ケ谷小学校、東部小学校、西武小学校、北部小学校、南部小学校、中部小学校、道野辺小学校、市立鎌ケ谷中学校、市立第二中学校、市立第三中学校、県立つくし特別支援学校、県立松戸特別支援学校

市立南部小学校 市立中部小学校 市立道野辺小学校
海の国のゆかいなさかなたち 市立鎌ケ谷中学校 市立第二中学校
市立第三中学校 千葉県つくし特別支援学校 県立松戸特別支援学校

取材当日、特別支援学級について展示場の受付をされていた、係の方に伺うと次の様な説明をしてくださった。

障がいを持つ子供たちが市内の小学校や中学校に通っているが、一般の生徒たちと授業を受けてていても、身体的な(肢体・聴覚・視覚)ハンディキャップを持っている生徒は一般の生徒とは少し違いがあって、同じ教室で授業を一緒に受けるのには無理があるような生徒たちを、同じ学校内に特別支援学級を設けてその教室で指導教員と介護者が付いて、この子どもたちが授業を受けるのを手助けしている。通常各学校に置く特別支援学級は学年に関係なく8名程度の生徒をグループにして、その一人ひとりの生徒たちの特性に合った指導を行っているそうだ。

発達障害の生徒たちの中には、本は読めても言葉として声を出すことが出来ない生徒もいるが、個々の生徒たちの特性を理解して教育指導することにより、将来この子どもたちが成長する中で社会への適応能力を付けられるように指導をしているとのことであった。

2月5日付け日経夕刊記事にも、全国の公立小中学校の通常学級に在籍する児童生徒の6.5%が、人とコミュニケーションがうまく取れないなどの発達障害の可能性があることが、文部科学省の調査で分かった。推計で約60万人に上る。しかし4割弱の児童生徒は特別な支援を受けておらず、専門家は学校の支援策が良く機能していないと指摘している。

一般的な認識として特別支援学級に通う生徒たちを、何か特別な障がいを持った子どもたちと受け取りがちで、可哀そうと障がいを持つ子供たちに同情するだけでなく、一人の個人として理解し社会で受け入れて欲しいと話されていた。実は知的障がいを持つ生徒といっても、発達障害を持つ生徒の中には、一つの事に集中する能力にすぐれていたり、絵画や音楽など芸術の面ですぐれた能力を発揮する生徒もいるし、また普通の人なら一度見た場面を詳しく記憶する事が出来なくても、その子供たちは一度見た場面を詳しく記憶が出来るなど人より優れた能力をもった生徒もいると言われた。
国の法律で法定雇用率は平成25年4月1日に改定することとしています(民間企業の場合は 1.8%→2.0%)。

一般企業に於ける障害者雇用率も民間企業で従来の1.8%から2.0%に引き上げられ、障がい者といってもこの様な特殊能力(計算能力や集中力など)を活かした人材の求人需要が増えているとの情報もある。

(レポート:s.k)

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