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2013年きらら「お楽しみ会」を開催

 平成25年12月21日(土)午前10時より午後3時頃まで、市の総合福祉保健センター6階大会議室に於いて、毎年恒例となっているNPO法人きららの「お楽しみ会」が開催された。参加者は約100名ほど、障害を持つ子どもとその保護者及びNPO法人きららのスタッフ、ボランティア、市の招待客や市内のNPO法人などが参加した。

 午前10時より松村理事長の開催挨拶に始まり、市側より清水市長の祝辞、芝田市議会議長の祝辞、教育長の挨拶と続いて、松村理事長より来賓客(市会議員の方や社会福祉協議会、地元NPO法人、福祉関係の団体など)の紹介があった。この後、集合写真の撮影を行って、いよいよ「お楽しみ会の」の始まりである。

松村理事長 清水市長の祝辞 芝田市議会議長の挨拶
川西教育長の挨拶 毎年記念の集合写真を撮影 本日の司会進行のスタッフと生徒

 最初は、きららの発表:子どもたちが舞台で今まで練習してきた踊りを披露します。次は「青い鳥」の人形劇で、お寺の小僧と鬼婆の少し怖いお話、見ている子ども達は怖い鬼が出てくると親にしがみつきます。今度は皆でジングルベルのダンスを踊ります。そして更に会場では、ペアーブロサッムの皆さんによる「紙芝居」と「絵本」の朗読がなされました。少し長かったのですが、子ども達はみんな静かに集中して紙芝居や絵本の朗読を聞いていました。

子供たちの楽しい発表会 怖い鬼婆に子供も悲鳴! 人形劇を楽しむ子供たち
会場に設置された大きなクリスマスツリー ペアーブロッサムの紙芝居 ペアーブロッサムの絵本の朗読

 ここで、ようやく午前の部は終了して、ラインチタイムの時間となって、みんなで手分けして会場内にテーブルと椅子を並べます。各テーブルごとに10名ほどが座って昼食を頂きます。お弁当ときらら手作りのシホンケーキにみかんまで付きました。昼食を取っている間に、きららの司会者より、きららのスタッフとボランティアの方の紹介と、本日参加された子どもや保護者の方の紹介に続き、保護者から簡単な挨拶もありました。

親子で楽しい昼食会(1) 親子で楽しい昼食会(2) 親子で楽しい昼食会(3)

 1時間ほどのランチタイムが終わって、午後の部のスタートです。最初は地元の太鼓を演奏する「匠太鼓」の皆さんによる力強い、太鼓演奏を披露。この中で中学生の女の子が太鼓をたたいていますが、実は音が聞こえなくてリーダーの小さな鐘を叩く動きを見ながら太鼓を健常者と同じように打っていると紹介がありました。障害を持っていても本人の意思と努力で健常者と同じ様に太鼓演奏の活動が出来る事を教えてくれました。

 続いて、保護者のお母さん達の発表に移りましたが、今回は参加者が少なく壇上に3名のお母さんたちが並んで、ジャンケンの勝ち残り競争をしました。最後に残った人には賞品がプレゼントされました。

 発表の最後は、きららを卒業した生徒たちが働く、作業所「おんりー1」の皆さんによる、踊りでした。この日の為に何日も練習した成果を発表してくれました。

匠太鼓の力強い演奏 子供たちも音楽に合わせて太鼓を叩く 最後は舞台の上で太鼓の演奏
お母さんたちの発表(ジャンケンゲーム) おんりい1の発表(1) おんりい1の発表(2)

 今年はNPO法人きらら設立15周年に当たり、この「お楽しみ会」開催準備のために、松村理事長はじめ、スタッフやボランティアの方、そして子供たちも入念な準備をして、開催当日を迎えた。会場内受付では手作りの心温まる「お楽しみ会プログラム」を来場者一人ひとりに手渡し、また会場内の展示パネルコーナーでは、この1年間のきららの活動やきらら卒業をした若者の為の作業所「おんりー1」の活動報告などを掲載して、来場者に活動内容を紹介していた。会場の舞台近くには大きなクリスマスツリーが飾られ、壁面には子ども達の作品が可愛く展示されるなど、そこかしこにお客様と一緒にこの「お楽しみ会」を楽しく過ごそうという気持ちが込められた会場設営であった。

多機能事業所きららの活動を紹介するポスター

就労継続支援B型の活動(作業所 おんりい1)を説明するポスター

 最後に、このNPO法人きららの活動内容を紹介しておきたい。この法人は「多機能型事業所きらら」として次の事業を行っている。一つは放課後等デイサービス事業である。これは障害を持つ子供たちが学校の授業を終わり家庭に戻る間、きららで子供達を預かり、スタッフやボランティアの方たちが子供たちの世話を行う作業である。二つ目は「就労継続支援B型」で、小中学校、高校を卒業した子ども達が、自立に向けて作業を行い、そうした作業(畑仕事、お菓子作り、商品の販売等)や対面販売などを通じて社会生活に適合できるように訓練する場として作業所「おんりー1」を運営している。

 松村理事長を中心に、NPO法人きららは障害を持つ子供たちとその保護者の方たちが、立ち上げたNPO法人であり、皆さんの大変なご苦労の下15年間も継続してきた。理事長からこの先10年、20年、50年と続けて行きたいと話されたが、保護者の高齢化により民間有志の活動だけでは支えきれない問題も内に抱えているわけである。市内でも障害を持つ子ども達の受け皿となるこの様な施設は絶対数が不足しており、地元でも問題を抱えている。行政と障害者福祉活動を行っている、この様な団体との連携を密にして地域住民の要請に応えられる体制を築いて頂きたいと願う。

(レポート:S.K)

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