ホーム >> NPOから提供する情報 >> [NPO独自取材] シニアライフを楽しむ集い

「シニアライフを楽しむ集い」シリーズ全6回が終了

NPO法人「かまがや地域情報の窓」の27年度事業として、初めて取り入れた「高齢者向け」参加型のイベントでした。

鎌ヶ谷市においても少子高齢化が進んでいます。平成27年10月1日現在の65歳以上(高齢者)は28,621人(人口比26.1%)が暮らしています。比率は年々増えていくと思われます。ちなみに15歳未満比率は高齢者比率の約2分の1となっています。

「シニアライフを楽しむ集い」シリーズは、このように年々増える高齢者が、いつまでも元気で、周りから孤立化しないで、健康年齢時代を楽しく過ごせる「集いの場」「地域の居場所」として、当NPO法人が行う各種イベントに参加をすることで、健康維持や趣味を共有できる新しい友だちを見つけていただく環境づくりと、集いの場を提供することを目的に企画した初め行う事業でした。そうした目的に沿った講座・イベントとして以下の6回シリーズを行いました。

開催時間はいずれも10時から正午まで。会場は中央公民館学習室でした。

★シリーズ第1回 川柳をはじめてみよう!=川柳講座  3月14日(月)

まず初回は「梨の木川柳の会」の大阿久孝さんによる指導で「川柳講座」を開催しました。

日本人は心の動きを表現したり、語るときは「五七五」のリズムが合っていることを、大阿久さんは俳句、短歌、詩の歴史から川柳の発生まで豊富な例文を示しながら、川柳の基礎知識、制作実習の手引きしてくれました。

俳句との違い「川柳らしさ」とは「人間がどこかに居る」ことだと学びました。「五七五」のうちに、人間の喜びや悲しみに満ちた言葉が染み出す物語があるということです。

「川柳」に限らず、パズルによる言葉遊びや文章で気持を表す作業は、脳の前頭葉の働きを活発にし、脳の血管を若く保つことが分かっています。(参加者13人)

協力いただいた「梨の木川柳会」(吉田洗尾会長、写真右端)は毎月第二月曜日に1時30分から「まなびぃプラザ」で研究会を開いています。関心のあるか方は参加してみてください。

★シリーズ第2回 健康体操教室=ゆる体操指導  3月18日(金)

市内在住のNPO法人日本ゆる体操協会の間瀬芳枝さん指導による健康体操教室「ゆる体操」の実技実習が行われました。

体をゆるめることによる健康効果の高い体操で、「寝ゆる」「立ゆる」「椅子ゆる」など、ゆる体操を体験しました。身体を動かすときに、同時に声を出して「ぶらぶら」「もぞもぞ」「こぞこぞ」と発声するところが特徴です。

ゆる体操によって、固まった身体を上手にゆるめることで、コリや冷えがスッキリ解消し、血液や体液の循環が良くなり、深い呼吸ができるようになり、新陳代謝が活発になって、身体が元気に、見違えるほど若返りました。

2時間ほどのゆる体操の体験でしたが、参加された皆さんは身体を無理せず、楽になったと好評でした。(参加者11人)

ゆる体操関連情報:http://yuru.net/sikaku.html

★シリーズ第3回 家庭でも出来る指圧体験  3月25日(金)

講師は市内在住の自然根源療法で癒指圧師の御代川麻奈美さん。頭から首、肩、頚椎、胸、お腹まで、押さえたり、押したり実践的指導で、参加者は身体のコリが解消することを実感していました。一人ひとりに直接、ツボ処を感じさせて「効き具合」を確かめて、指圧は身体機能を整える効果があると説明もありました。

御代川さんには昨年開催した「いたわり合いの指圧教室」で2人1組で実施しましたが、参加された皆さんには大変好評でした。今回の指圧指導は、その一部を紹介する形になりました。(参加者14人)

★シリーズ第4回 「生活習慣病予防のための食生活」  3月28日(月)

市の職員で管理栄養士の菅原理恵子さんから「高齢者の食生活」について話を聞きました。

高齢者になって、あまり動かないから「粗食」で「少しだけで好い」と思いがちですが、実はそのことが一番、悪い食生活だということです。偏った食生活を続けていると、免疫力や抵抗力が低下して体力の衰退につながり、骨折し易くなる。

高齢者の食生活は「しっかり、バランスよく、楽しく食べ」て「低栄養状態」の予防・改善が大切だという。

また食事に関するバランスガイド、チェックシートやマジックカード(写真右上の3色)。

BMI(体格指数)指標の計算式(私の体重・kg÷私の身長・m÷私の身長・m=私のBMIが算出できます。

70歳以上目標とする数値は21.5~24,9の範囲)。自分の数値を出すなど、実際に役立つ内容がたくさんありました。資料も充実し、減塩を意識した食事のとり方など菅原さんのお話も分かりやすく大変、参考になった講座でした。

ただ、残念なことは朝から雨であったこともあって、参加者が少なかったのはとても残念でした。講師の方には申し訳ない気持ちです。(参加者5人)

★シリーズ第5回 手工芸教室「ペーパークラフトづくり」  4月1日(金)

講師の冨澤一隆さんの指導で、厚紙を切って、折って、組み立てる「立体きり絵」でランタン作りに挑戦しました。用意された幾つかの型紙を基に、カッターナイフで切り抜いていきます。細心の注意と根気が必要です。参加された皆さん、思い思いのカラー用紙を選んでランタンを仕上げていきます。中に小さなランプを灯せば素敵なアクセサリーになりました。(参加者10人)

手先を使うことによって、脳を活性化し活動を刺激するペーパークラフト工作は大変好評で、次回開催のリクエストもありました。当NPOとしても、多くの方に、暮らしに彩りを添える立体切り紙の楽しさを、知っていただくためにも継続開催を検討したいです。

★シリーズ第6回・最終回「認知症サポーター養成講座」 4月4日(月)

当NPO法人が初めての試みとして企画した「シニアライフを楽しむ集い」の最終回(全6回)は、鎌ヶ谷市の西部地区包括支援センター職員の矢戸孝紀さん(社会福祉士、介護支援専門委員)を講師に迎え、認知症に関する予備知識、対処の仕方など学習しました。

認知症患者は、2015年には450万人位であったが、あと5年で700万人を超すという国の試算もある。そうなると国や県、市などの行政対処は限界になる。そうなれば家族や地域ので助け合う体制の整備として現在、「認知症サポートキャラバンの展開」が行われている。そのためにはまず皆さんが、認知症の正しい知識を持つことが重要だと言うことでした。

どのような症状を示すのか、また認知症を引き起こす主な病気、そして家族の中に、認知症の方がおられる場合の接し方など、事例を挙げて、分かりやすく説明されました。参加された方も大変参考になったと言うことでした。講座終了後には認知症サポーターの印として、ブレスレット(オレンジリング)が配布されました。このバンドを付けている人は認知症の人への理解とさりげない援助ができる事を示します。(参加者7人)全6回の講座を通じて延参加人数は60人でした。

★シニアの学習・交流の場として、継続的開催を検討

各講座に参加された皆さん、ありがとうございました。今後もこのような講座を企画していきますので、ぜひ、お知り合いを誘って参加されることをお願いします。

今回の企画イベントに関しての広報・周知活動は市の広報誌(3月1日号発行)、公民館へのポスター掲示、ホームページ、Facebookページ等でも随時掲載してきました。

申し込み者は定員近くまでありましたが、開催当日にはお天気や事情があって来られなくなったのか、参加者が数人と言う日もありました。あるいは、申し込んではみたが、その日になってみたら「まあ、止めておこう」と消極的な気分になってしまった方も居られたのでしょう。

今回のイベントは、そういう方にこそ参加していただきたいのであって、「億劫がらず」に出てみる気分になることが、健康の基になることを体験していただければ大変嬉しいですね。

当NPO法人はこれからも、そうした居場所の提供に努めて行くので、ご参加をお待ちしています。NPO法人に関する情報は、市の広報紙、公民館の掲示板、ホームページ、Facebookページでお知らせしますのでときどきチェックしていてください。

NPO法人 かまがや地域情報の窓 理事長 川俣 蓁

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