5月15日号 歯の汚れについて
歯の汚れの種類には、「歯垢(プラーク)」と「歯石」などがあります。
1.歯垢(プラーク)
歯の表面に付着する乳白色の粘着性の強い汚れです。白っぽい色をしているため、食べ物のかすだと感じている人も多いですが、実際は雑菌の塊です。
歯垢1mg当たりには、細菌(虫歯菌・歯周病菌)が約2億~3億個も存在するといわれています。
歯垢が付きやすいのは、①歯と歯との間 ②歯と歯ぐきの境目 ③奥歯のかみ合わせの溝 ④歯と歯が重なっているところなどです。
特に①歯と歯の間に付いた歯垢は一生懸命歯磨きしても、歯ブラシだけでは落とし切ることはできません。そのため、歯間ブラシやデンタルフロスを使用することが重要です。
2.歯石
歯垢を落とし切れずに石灰化してできるものが「歯石」です。歯垢は日頃のブラッシングで取り除けますが、歯石は歯科医院で除去する必要があります。
定期的に歯科医院を受診し、健診やクリーニングを受けましょう。
健康増進課