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治る認知症!?

近年高齢者の増加に伴い認知症患者の急増が予測されており、2025年には65歳以上の5人に1人は認知症を発症するといわれています。残念ながら現在病状を抑える薬はあっても病気そのものを治す薬は存在しません。最も多いアルツハイマー型認知症はゆっくり進行していき改善しないのが特徴です。最初は同じ事を何回も聞くなどから始まり、家の近所以外で迷子になる、着替えに手助けが必要になる、トイレの水を流さないなど徐々に生活が困難になっていきますが、この間は5年から8年くらいかかるのが普通です。1か月前まで正常だったのに急に会話がままならなくなったなどの経過を示す場合は別の疾患を考えるべきでしょう。低栄養状態、甲状腺機能低下症、慢性硬膜下血腫などの疾患は一見認知症症状を呈しますが適切な治療により症状は回復する可能性があります。

認知症症状を呈していても症状が改善しないアルツハイマー型認知症とは限りません。適切に診断をされることが最も重要です。

鎌ケ谷市医師会

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