ホーム >> 健康づくり >> 健康だより >> 6月15日号 受動喫煙と歯科について

受動喫煙と歯科について

 タバコの煙に含まれるニコチン、タール、一酸化炭素をはじめとした様々な有害物質により、高血圧、糖尿病、脳卒中、心臓病、喘息、うつ病、がんなどの病気になるのは、よく知られていることと思います。

 口腔は体の中で最初にかつ直接、喫煙の影響を受ける臓器です。喫煙により口腔がん、むし歯、歯肉の黒色化、歯の着色、味覚の変化、不快な口臭が発生しますし、特に歯周病を悪化させる要因になります。喫煙者は非喫煙者に比べて、歯周病にかかるリスクは2~8倍といわれています。気付かない内に歯を支えている骨や歯肉が破壊されてしまうのです。

 タバコを吸わない人が、漂う不完全燃焼のタバコ副流煙を吸い込んでしまうことを、受動喫煙と言います。この煙の方が有害物質の濃度が高く、タバコを吸う人と同等以上に健康被害を受けます。親がタバコを吸う場合、子供は喘息、咳、気管支炎や中耳炎、むし歯にも影響するという報告があります。

 望まない受動喫煙を防止するために健康増進法が改正され、病院、歯科診療所では敷地内禁煙になりました。喫煙直後ではタバコ臭が残り、呼気からは有害物質が出続けます。受動喫煙防止のために喫煙後45分は病院、歯科診療所に入るのをお控えくださいますようお願いします。

(公社)船橋歯科医師会

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