ホーム >> 健康づくり >> 健康だより >> 9月15日号 「慢性腎臓病(CKD:chronickidneydisease)」について

「慢性腎臓病(CKD:chronickidneydisease)」について

 以前は「慢性腎不全」と言われていましたが、近年は「慢性腎臓病」と言われております。

 腎臓の機能は採血で測定することができ、「eGFR」で表されます。「タンパク尿」や「eGFR60ml/分/1~73㎡未満」が3か月以上持続する場合を慢性腎臓病と診断します。日本全国の患者数は1300万人以上といわれ、新たな国民病と認識されつつあります。慢性腎臓病の2大原因が「糖尿病」と「高血圧」です。肥満、脂質異常症、高尿酸血症、喫煙などの生活習慣病も悪化を促進します。また、タンパク尿や血尿が出現する各種「糸球体腎炎」、全身疾患に伴う腎障害なども慢性腎臓病の原因です。腎臓は「沈黙の臓器」と言われ、進行するまで症状は出現しません。症状が出現するころには透析が必要になってしまう場合があります。そのため健診等で、腎機能の異常やタンパク尿が指摘されましたら、症状がなくても治療を開始する必要があります。残念ながら慢性腎臓病に対する特効薬はまだありません。腎機能増悪の進行を遅らせ、透析導入を先延ばしにすることがなにより重要です。腎機能障害、タンパク尿などを指摘されたら早期に専門医に相談するようにしましょう。

鎌ケ谷市医師会

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