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ヘモグロビンA1cについて

 健康診断で血糖値が高い人に対して、血糖値が高いまま放置をしておくと糖尿病を併発するリスクがあると言われる。筆者も、2019年頃から130を超える回数が増えて、医者から血糖値の増加を抑える薬の処方を受けている。 血糖値が高いまま放置をしておくと、目の白内障や緑内障を併発する恐れもあり、更に放置をしておくと失明の危険性もある。また糖尿病が進行し糖尿病性腎症を発症するに至っては大切な働きである血液の濾過が正常に行なわれなくなり、人工透析が必要となる。

 筆者の場合は、2003年10月に定期健康診断を受けた際に、体重は74Kg(身長は167cm)でその時の血糖値は140あり血糖値降下剤の投与と食事指導があった。2009年1月には心筋梗塞で緊急入院をしてカテーテル手術を受けた。2010年4月に心臓のバイパス手術が必要とされ入院治療を受けた。同年8月時点でのA1cは6.2と低下していた。しかし2015年3月時点での検査ではA1cが7.0に増加。同年10月には体重は70.5KgほどであったがA1cは7.6に急増、再び栄養士から1日1600Kcalに食事制限する様に指導を受ける。

 Medi Palette 「1日に必要なカロリー」サイトより一部引用
https://www.lotte.co.jp/medipalette/2244/

 2017年1月にはA1cが7.8に上昇(体重は69Kg)血糖値を下げるメトグルコ250mgに増量し1日3回摂取。その後同年3月検査時点ではA1cが7.0に低下。 その後は自宅で血糖値を測定する検査キットを購入し、定期的に血糖値の測定を行う。2020年11月には再びA1cが7.8と上昇。 2021年5月担当医よりA1cを7.0以下にするようにメトグルコを従来の朝・夕2個接種を、今回より朝・昼・晩3錠ずつ(750mg)接種に変更。同年11月検査ではA1cが6.9に改善した。体重も69Kgと以前と余り変わらずの状態が続いている。体重増加を抑えるために1日30分ほど自宅周辺をウォーキングをしている。

 

ヘモグロビン

 元住吉こころみクリニック サイトより一部引用
https://cocoromi-cl.jp/knowledge/internal-disease/diabetes/hba1c/

ヘモグロビンA1cは、過去1~2ヶ月の平均血糖値をあらわしていて糖尿病にとって一番気にすべき数値です。

糖尿病のガイドラインとしては、
HbA1c=6.0~6.4:糖尿病の可能性あり

HbA1c≧6.5 糖尿病の可能性が非常に高い

「ヘモグロビンA1cを下げたい方におすすめの食品紹介サイト」より一部引用
http://www.hba1c-guideline.com/hemoglobin/standard.html

ヘモグロビンA1cが高いとどうなるのか

6.2%未満
良…6.9%未満
可…7.4%未満
不良…8.4%未満
不可…8.4%以上

5.4~5.9%…食後の血糖値にまったく異常がない人は5.3%以下と言われます。5.9%の状態を放置しておくと、数年以内に6~6.9%になる可能性が高くなります。
6.0~6.9%…この状態を放置しておくと多くの人が数年以内に7~7.9%になります。合併症の危険は少ないグループとされていますが、油断をしないで数値を観察する必要があります。
7.0~7.9%…この状態を放っておくと多くの人が8.0%以上になります。もちろん数値が高い人ほど悪化の確立があがります。合併症も少しずつ進みますのでこの状態を放置しておくのは良くありません。
8%以上…合併症が進みやすい状態です。8.4%以上の状態が続いていると、5年程度で両脚のしびれが始まり、足の感覚がマヒし痛みがひどくなります。
7~10年で視力の低下、最悪の場合は失明に至ります。

10~13年程度で腎不全となり、人工透析が必要になります。これ以外にも心筋梗塞や脳梗塞などの危険があり、がんの確立も高くなってしまいます。

糖尿病による三大合併症

糖尿病性網膜症

長い間高血糖が続くことで、網膜がダメージをうけ、最悪の場合は失明に至ることもあります。

糖尿病性腎症

糖尿病によって、腎機能の中でも中心的な働きをする糸球体が障害をおこし、大切な働きである血液の濾過が正常に行なわれなくなります。症状が進めば、尿毒症を起こしてしまい、人工透析をうけなければいけなくなってしまいます。

糖尿病性神経障害

最も典型的な症状は手足のしびれで、手先や足先などに違和感を感じることにはじまり、徐々に上のほうに広がって行きます。これも進行すると怖いもので、知覚障害で痛みを感じないために、小さなキズから細菌が入り込み感染がひろがって、ひどい場合は切断しなければならないケースもあります。

長尾クリニックサイトより一部引用

http://blog.drnagao.com/2016/09/hba1c.html

糖尿病と認知症の深い関係も大きな注目を集めています。九州大学の福岡県久山町における長期間の疫学研究では、糖尿病は認知症の危険性を2倍高めることが分かりました。糖尿病になると記憶の中枢である脳の海馬の萎縮が進むのです。注目すべきは、糖尿病の人はたとえ認知症状を発症していなくても画像上では海馬が萎縮している事実です。町内に住む高齢者の脳の容積を頭部MRIで測定したとろ、萎縮している人の多くが糖尿病でした。

市報「健康だより」より引用

千葉県糖尿病性腎症・慢性腎臓病(CKD)重症化予防対策について
糖尿病の合併症である「糖尿病性腎症」や、高血圧・腎炎などで腎機能が低下する「慢性腎臓病」において最大の目標は、人工透析(血液透析や腹膜透析)に至らないようにすることです。腎臓の機能を簡易的に100点満点で表すと、正常は60点以上(eGFR60ml/min以上)ですが、10点以下(eGFR10ml/min以下)になると透析が必要になる可能性が高くなります。従って現在の腎機能を可能な限り維持する事がとても重要になってきます。

 筆者自身の体験による、血糖値管理の方法として定期的に自宅での血糖値管理と共に、病院(循環器科)でのA1c値の管理により糖尿病に悪化に伴う合併症に至らないように、年齢相応の適度な運動管理や食事管理などで自身の健康管理に努めている。

レポート:S.K

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