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介護者教室を開催

7月20日(水)午後2時~3時30分 総合福祉保健センター3階で介護者教室が開催された。今回のテーマは高齢者向けの介護支援のための講座で、ベッドからの起き上がりや車いすへの移乗の介助方法について、実演を踏まえながら学ぶもの。当日の参加者は高齢者の男女の方を中心に、約20名ほどでした。

この教室の主催は、市の高齢者支援課と西部地域包括支援センターが実施をし、講師として「シルバーケア鎌ケ谷」の理学療法士の寺松さんと、介護用ベッドや車いす、歩行器などの展示と試用のため機材を提供してくれた「介護の太助」社の協力を得て、開催実施されたものです。

介護者教室に参加された市民 介護器具の説明 歩行器を試してみる
車いすの座り心地は? 歩行器の使い心地は? 車いすで移動を試す

教室の最初の20分ほどは、提供された介護機材の説明を受け、参加された皆さんが実際に車いすに座って使ってみたり、外出した際の歩行を助ける歩行器を操作したりと、それらの使い心地を試されていました。

続いて、介護用のベッドを使った、介護の仕方を説明された。

①起き上がり(介護用ベッドに付属する手元操作用パネルでベッドの3ヶ所を電動式で持ち上げ、利用者が寝ている姿勢を変えられる機能)
②寝返り(高齢者の方がベッドで寝がえりをする際に、介護者の方が腰の負担とならない様に、しゃがんで高齢者の方を抱え込むようにして寝返り動作を補助する仕方)
③車いす移乗のためにベッドの端に座らせる(まず、高齢者の方がベッドで起き上がり、車いすへ移乗のためベッドの端に座る際に、介護者の方は、高齢者の方のお尻をしっかりと支えて、ベッドの端に座らせる)
④車いすへの移乗介助(介護レベルが上がるにつれて、高齢者の方が車いすに移乗する際に、車いすのアームレストに引っかかったり、フットレストに引っかかり転倒や骨折する恐れもあるので、アームレストやフットレストが取り外せるタイプの車いすが便利だ)
⑤ベッドから車いすへの移乗補助器具(身体を支える自立型の立ち上がり補助バーを使うと車いすへ移りやすい)
介護ベッドを試してみる 電動式介護ベッドの説明 3ヶ所で持ち上がる
寝ている姿勢を変えられる ベッドから移動させる介護法 まず横向きにさせる
肩と腰に手を添えて起きあげる 移乗の際は腰をもって 移乗後の姿勢を正す

こうした介護用の機材を利用する場合(福祉用具の貸与制度)は、介護認定を受ける必要があり、介護度に応じた介護用機材の貸与範囲にも制限がある。

(注)厚生労働省のホームページより引用:

福祉用具貸与は、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、指定を受けた事業者が、利用者の心身の状況、希望及びその生活環境等をふまえ、適切な福祉用具を選ぶための援助・取り付け・調整などを行い、福祉用具を貸与します。福祉用具を利用することで日常生活上の便宜を図り、家族の介護の負担軽減などを目的として実施します。

福祉用具貸与の対象は以下の13品目で、要介護度に応じて異なります。(「車いす」「車いす付属品」「特殊寝台」「特殊寝台付属品」「床ずれ防止用具」「体位変換器」「認知症老人徘徊感知器」「移動用リフト」)は、要支援1・2、要介護1の人は原則保険給付の対象となりません。)

また、自動排泄処理装置は要支援1・2、要介護1・2・3の人は原則保険給付の対象となりません。

肩を上下に動かす 身体を左右に曲げる 両腕を回す

そして、最後の30分間は高齢者の方が自宅で出来るトレーニングとして、シルバーケア鎌ケ谷の寺松さんより、

①首を前後に動かす首の体操
②同じく首を左右に傾ける体操
③同じく首を左右に回す体操
④肩を持ち上げる(肩甲骨の挙上)運動
⑤肩を回す運動(前まわし・後ろ回し)
⑥からだの曲げ伸ばし運動
⑦身体を倒す運動
⑧身体をひねる運動(左右)
⑨つま先上げ
⑩両足を手で押さえて開く又は閉じる運動

など家庭でも簡単に出来る運動を指導していただきました。

こうして、1時間30分の介護者教室も終了しましたが、この様な健康講座は年に3回程開催しており、次回は11月に薬剤師の方から「薬」について学ぶ予定です。

レポート:NPO法人かまがや地域情報の窓 (川俣)

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