NPO独自取材
血糖値管理の推移
筆者は2009年1月に心筋梗塞で鎌ケ谷総合病院に緊急入院してカテーテル治療とステントを挿入。同年3月の採血検査ではASL(GOT)ALT(GPT)がかなり高い。血糖値も入院前に比べ241と高かった。内科で糖尿病治療の薬を処方してもらう。
2010年3月主治医の定期診断で、昨年処置した心臓の箇所、ステント挿入部も一部狭窄、根元の左冠動脈血管が細く、更に50~70%狭窄状態。心臓のバイパス手術を行うことになった。4月10日千葉西総合病院に入院。手術は全身麻酔、人工心肺機器を使用。バイパスは一部を足の静脈を移植使用した。
- 2011年8月内科で定期健康診断を受け、血液検査ではA1c=6.4以外は数値改善が見られた。
- 2015年3月に循環器科定期検査を受ける。A1cが7.0と前回より増える(6.8)薬は変更なし。
- 同年10月循環器科定期検査を受け、今回A1cの数値が7.6に急増、先生より栄養士の指導を受けるよう指示される。体重も70.5Kgと増加していた。
- 2017年5月に定期検査を受け、採血・検尿結果A1c=6.8に低下、体重:朝67.3Kgと少し減少。
2020年6月にA1c=7.2 前回よりも少し改善、前回3月3日受信 7.7、今回バイパス手術より10年経過しているためCT検査実施。検診にて、ステント挿入個所に狭窄部分が見られ、検査と治療が必要とされ、6月10日千葉西総合病院に入院治療2泊3日。約1時間ほどの検査であったが、千葉西総合病院の三角先生より血管の狭窄状態は見られなかったと術後説明があった。
同年11月鎌ケ谷総合病院の循環器科定期検査でA1c=7.8と高い前回2020/6=7.2、A1c値が高止まりしている。
ヘモグロビンA1cの正常値は、HbA1cの基準値は4.3~5.8%ですが、人間ドック学会では5.5%以下を正常と判定しています。. 6.5%を超えると糖尿病型であり糖尿病の可能性が高く なります。
2021年2月鎌ケ谷総合病院の循環器科定期検査で血糖値:144mg/dL A1c:7.8と1年前と余り改善せず。同年5月A1c検査で前回とほぼ同じ7.7と出たため、担当医よりA1cを7以下にするよう薬の摂取量を変更。2022年12月鎌ケ谷総合病院の循環器科定期検査でA1cの検査結果は6.7と前回よりも改善していた。12月現在の服用役の種類は8種類である。(この中には泌尿器科の1種類も含む)
自身の健康状態を管理する目的で、①体重 ②血圧 ③血糖値 の3項目について継続チェックを行っているが、80歳の現在では今のところ大きな体調に変化は無く、日常生活も隔日30分ほど自宅周辺の散歩で普段の生活が続けられている。
体重も2006年4月時点では73.4Kgあったものが、2023年1月時点では63.9Kgに低下してきている。血圧も2020年9月時点で朝の測定では血圧H:135、血圧L:68 脈拍:60であった。2023年1月時点の朝の測定では血圧H:144、血圧L:71 脈拍:68であった。
血糖値は自宅で血糖値測定器を使って定期的に血液を採取して測定している。
2019年5月の朝一番の(食事前)測定では血糖値:153、2020年4月時点では血糖値:152、2021年11月時点では血糖値:137、2022年11月時点での血糖値:110 体重64.0Kg、2023年1月の血糖値は年末・年始で食べすぎの影響なのか1月30日時点での血糖値:126と若干増加している。
ちなみに自身の体重が65Kg以下になると血糖値も下がる傾向にある。
- BMI=身長×身長×22
- 1.67x1.67mx22=61.3Kg
- 身長に対する標準体重:61.3Kg
自宅で利用している血糖値を測定する計器はACCU-CHEK STメーター 自己検査用グルコース測定器 であるが、3ヶ月毎に鎌ケ谷総合病院で定期診断する際の血液検査では3ヶ月間の平均血糖値(A1c)を測定するため、自宅で血糖値検査をした時の数値との相関性はわかりずらい。しかし昨年12月の定期検査ではA1c:6.7と前回より値が改善していたが、その月内の自宅の測定値では血糖値:106と数値が改善されていた。
いずれにせよ、血糖値の変化を放置しておくと、糖尿病の悪化を招き最悪の場合透析を受けざるを得ない可能性が高く、日常生活で普段の生活が出来ない不便を生じる。
今回は、自身の心筋梗塞による入院体験と、その後の健康状態維持の為に病院での定期診断に加え、自宅での自身の健康管理の為の血糖値管理を続けている経過を、皆さんのご参考までに掲載させていただいた。
レポート:S.K