NPO独自取材

鎌ヶ谷こども食堂10周年記念シンポジューム開催!

令和8年3月1日(日)午前9時30分~午後1時30分 鎌ケ谷市の「まなびぃプラザ」3階研修室にて開催されました。

鎌ヶ谷こども食堂は、設立以来10周年の活動実績を機会に「まちの居場所シンポジュウム」を開催されました。

鎌ヶ谷こども食堂ネットワークを運営する代表のNPO法人ゆこびと 代表の御代川麻奈美さんより、10年という節目にあたり、これまでの歩みを振り返るとともに、これからの「まちの居場所」や地域でのつながりについて、皆さまと一緒に考える場として **「まちの居場所シンポジウム」**を開催する運びとなったと挨拶がありました。

10周年記念シンポジュームの内容としては、こども食堂の実践報告に加え、社会活動家・湯浅誠さんをお迎えした基調講演、地域で活動する方々とのクロストーク、交流の時間も持たれた。なお、今回の基調講演ではオンラインによる講演で、講師の方とシンポジュウム参加者との間でも質疑応答もあり、遠隔地との距離を感じさせない一体感があった。

基調講演では「地域に居場所を持つ ~心が満たされる豊かさとは~ 」講師は湯浅誠さん(社会活動家/東京大学特任教授・むすびえ理事)より講演がありました。 当日の講師(湯浅誠氏)の説明資料から一部引用させていただきますが

  • ①子ども食堂とは: 全国のこども食堂の活動目標として 1.参加に条件がない:78.4% 2.高齢者も参加:62.7% 3.多世代交流が主たる目的(MA):57.% 4.子ども専用:4% 5.生活困窮者限定:5% と活動目的が分類される。
  • ②2025年時点で全国に12,601か箇所(前年比1700箇所増) 2012年に東京都大田区で誕生 その後2016年には319箇所から徐々に全国でも増えはじめ2025年には12、601箇所まで増加を続けています。これは全国の中学校(公立+義務教育学校)の2015年の集計数9,236箇所を超え、また小学校(公立+義務教育学校)の2015年の集計数18,545箇所ですから、恐らく3~5年後の2030年ごろには全国の小学校に対して少なくとも「こども食堂」の数が上回る事が予想されます。
  • ③こども食堂の役割としては 1.子供の貧困対策 2.こどもの居場所づくり 3.地域づくり の3つの役割がある。

休憩時間の10分後から続いてコーディネーターの吉田浩滋から「クロストーク」のテーマとして「地域で活動することについて ~各子ども食堂の実践から~」取り上げ登壇された4つの団体代表者から、鎌ヶ谷市内で子ども食堂活動を行っている現在の活動状況の紹介や活動にあたり様々な課題などについても説明があり、シンポジュームに参加された来場者の方からも質問やご提案などを受けられていました。

登壇された4団体の代表者の方:

  • ①ぴーすおとなこども食堂 清水薫氏
  • ②いしがきやままんぷく食堂 石垣利幸氏
  • ③まんぷく「わ」の集い 田中遥輝氏
  • ④鎌ケ谷こどもだんらん食堂 御代川麻奈美氏

参考資料:

このシンポジュームの終わりに、「こども食堂のこれから」と言うテーマで活動の将来について抱負を述べられた。

シンポジュームが終わった後に参加者の皆さんとの交流会が開催され、こども食堂の思い出のメニューを含んだ軽食が用意され、本日のシンポジュームで感じたことや、思ったこと等を自由に意見交換の場が持たれた。

レポート:S.K