健康だより
口腔(こうくう)がんのセルフチェックをしよう!
口腔がんをご存知ですか?口腔がんは日本で年間約6,000人がかかり、約3,000人の人が亡くなるといわれています。早期がんの5年生存率は90%ですが、進行がんでは50%と低くなります。治療しても機能障害が残ることがあり、早期の発見と治療が重要です。
口腔がんは、口の中でも舌や歯茎によく見られ、口の中を観察すれば自分でも発見できる病気です。初期段階では痛みが少なく、痛みが出てきたときにはすでに進行しているケースが多くみられます。
毎日セルフチェックを行い、気になる症状が見られた場合には、放置せずに早めにかかりつけ歯科医や、口腔外科を受診しましょう。
かかりやすい要因
- 喫煙
- 飲酒
- 口の中の衛生状態が悪い
- 虫歯の放置
- 合わない義歯や、被せ物、口の乾燥などによる慢性的な刺激
- 栄養不良
セルフチェック
- 腫れやしこりはないか?
- 口腔内に痛みはないか?
- 粘膜が赤くなっていたり、白くなっていないか?
- 2週間以上治らない口内炎があるか?
- 合わない入れ歯を使っていないか?
- 舌や頬の動きが悪くなっていないか?
- 口臭はないか?
- 歯のぐらつきはないか?
健康増進課