健康だより
新・健康生活六つのススメ
「3つの密(密閉・密集・密接)」の回避、テレワークの推進、少人数での飲食や外出など、日常生活のあらゆる場面に変化が生じています。生活も世の中も大きく変わった今は、健康づくりのチャンスです。この機会に、六つの「新・健康生活」を始めてみませんか?
1.プラス10の身体活動のススメ
1日の中で時間がある時に今より10分多く体を動かしましょう。外出機会が減ることで身体活動量も減りがちなので、一駅分歩いたり、階段を積極的に利用したりするなど、生活の中で無理なく行える身体活動を考えてみてください。
2.おいしいバランスのススメ
家で食事をする機会が増えたことをきっかけに、食事の内容を見直してみませんか?主食・主菜・副菜は健康な食事の第一歩です。食事をおいしく、バランスよく取りましょう。
3.禁煙のススメ
たばこの煙の有害成分であるニコチンは、血管収縮作用が強く、高血圧・脳卒中の原因です。また、糖や脂質の代謝に異常を来たし、さまざまな生活習慣病を引き起こします。たばこの有害物質は、煙に多く含まれています。周りにいる大切な人たちの健康を守るためにも禁煙をしましょう。
4.飲酒の知識のススメ
外食が減り家での食事が増え、お酒を飲む機会が変化してきました。アルコールを分解する能力は人によって異なります。お酒は少量をたしなみ、ほどほどにしましょう。厚生労働省が発表している方針では、健康な男性であれば純アルコールに換算して1日約20g(女性は10g)、おおよそ500mlの缶ビール1本位までの飲酒が望ましいといわれています。
5.質の良い睡眠のススメ
家にいる時間が増えると、生活リズムが乱れがちです。生活リズムを整えるため、良い睡眠を取りましょう。就寝2?3時間前の入浴は寝付きの良さにつながるそうです。また、就寝前は明るい光を避けるなどして、睡眠の質を高めましょう。
6.健診・検診のススメ
定期的に体の状態を知り、病気につながるリスクを早期発見しましょう。特に、生活習慣病は時間をかけて進行し、自覚しにくいという問題があります。予防には、日頃の体調や体のわずかな変化など、常に自分の健康に目を向ける必要があります。健診と検診を受けて、体の状態を知ることが健康づくりの入口です。 参考:厚生労働省ホームページ「スマート・ライフ・プロジェクト」
健康増進課