健康だより

笑顔輝く秘訣は歯と表情筋

普段の生活で鏡を見る時間はどれくらいでしょうか。毎食後の歯磨きの時やトイレの後など、1日にだいたい4~8回程度鏡を見て、合計で30分弱ぐらい自分の顔を見ているそうです。人は年齢を重ねるにしたがって、頬がたるみ、口角が下がってきます。小鼻の脇から下に向かう縦じわも深くなり、「老け顔」になってしまいます。

「老け顔」の最大の原因は、加齢による表情筋の衰えです。また、最近では長引いたマスク生活の影響もあるといわれています。表情筋の衰えを予防するには、口元の表情筋をトレーニングによって鍛えていくことが必要です。

表情筋を鍛える簡単エクササイズ

  • 1・口全体を大きく開けて「あ」と発音する
  • 2・口を真横に引き伸ばして「い」と発音する
  • 3・口をしっかりとつぼめ、突き出すようにして「う」と発音する
  • 4・笑顔をつくり口角を上げて「え」と発音する
  • 5・頬を大きく膨らませて、5秒キープ
  • 6・舌で歯を舐めるように、1周回する

表情筋を鍛えると笑顔に自信がつきます。笑顔は相手だけでなく、自分の気分も上げてくれる効果があります。もちろん、笑った時に歯が無いということならないように歯科検診も大切です。笑顔輝く秘訣は、歯と表情筋です。毎日の鏡を見る時間に簡単エクササイズを取り入れてみてはいかがでしょうか?

健康増進課