皆さんは口腔がんを知っていますか？口の中でも、特に舌や歯茎によく見られるがんで、日本では年間約６,０００人がかかり、約３,０００人が亡くなっているといわれています。

口腔がんの５年生存率は６０?８０％です。初期症状のうちに発見すれば簡単な治療で治すことができ、後遺症もほとんど残ることはないといわれています。

しかし、進行した口腔がんは手術により舌やあごの骨を切除することもあるため、日常生活に大きな支障を残す場合があります。がんを早期に発見するため、次の症状に注意しましょう。

• ●口腔内の痛み(最も多い)
• ●出血
• ●腫れ
• ●ただれ
• ●歯のぐらつき
• ●強い口臭など

初期段階では痛みが少なく、出たときには進行しているケースが多くみられます。

毎日セルフチェックを行い、気になる症状があった場合は、放置せず早めにかかりつけ歯科医や口腔外科を受診しましょう。

健康増進課